隣の家の桐生くん。

こんな気まずい空気になるはずじゃなかった。





でも、向こうが左頬の赤みに気付くから……!だからいけないんだ……!





洗面台で鏡に映る自分を見てみる。





確かに左の頬が赤くなっていた。腫れてはいなかったが、少しおかしく感じるほどだ。





藤宮さん、どんだけ強い力で私のこと叩いたんだろう。





「……明日までにはおさまるか」





一応水をかけて冷やしておき、お茶を持ってまた自分の部屋に戻った。