隣の家の桐生くん。

わかってないよね?と言いたくなるのを心の中でぐっと堪えて部屋の中に入れた。





こんな頻繁に家の中に入れたらそれこそ藤宮さんなんかに目撃された時は……もうビンタだけでは済まされない気がする。





「そういえば、双葉の頬赤くない?」





この前と同じように座った後、そんなことを聞かれてビクッと肩を震わせた。





「気のせいでしょ。それより勉強しなってば」




「いやいや、その赤さ気のせいなんかじゃ……」




すると桐生くんの手が頬に伸びてくる。