恥ずかしくてあの日は桐生くんの顔を見れなかった。





そして心に決めたのが、





『2度と鍵を忘れないようにしよう』





だった。





こんなことを二度も起こしてはいけない。





言いようによっては桐生くんの手の上で踊らされていたも同然。





もっと警戒しなければ……。