隣の家の桐生くん。

「帰ったよ……!帰ったけど……」





いつも聞かない桐生くんの怒った声に少しビクビクしている私がいた。





何で私があいつなんかにビビらなきゃいけないの……!





『んじゃあ、迎えに行くから待ってて』





「え!こ、来なくて良いよ……!」





そんな手間をかけさせたくない。借りを作りたくない。





いろいろな思いが交差して私は何度も首を振った。