隣の家の桐生くん。

夏服で半袖だから腕をさすってなんとか寒さを誤魔化した。





お母さんの方がいつも早く帰ってくるがそれでも7時は過ぎてしまう。今は6時前だしもしお母さんが帰ってくるまで家に入れなかったら……





「1時間以上このまま……!?」





そんなの嫌だ。絶対に風邪をひく。





「うぅ……中は入れない……」





鍵がかかっているのを知っていながらも淡い期待を込めてドアを開けてみる。もちろん開かないがそれを数回繰り返してしまった。





「……しょうがないから、探しに行くか……」