隣の家の桐生くん。

「そんなこと気にしてたの」





いつでも私の気持ちなんか気にしないのが桐生くんなのに、そんなことを考えるようになってしまったのか。





「いやだってさ、俺双葉に嫌われたくないし」





「……っ……」





そういう小っ恥ずかしいことを普通に言うのは昔から変わっていない。





顔が赤くなっているのを知られたくなくて出来るだけ外灯のある所から顔を背けた。





「……今だって、既に嫌いかもしれないじゃん」