隣の家の桐生くん。

「晩飯までいて悪かったな。……怒ってないよね?」





急に顔を覗かれてビクッと震えた。





今は私の門の前。外はもう暗くてこれから桐生くんは帰るのだ。





帰るって言っても……真横だから帰るっていうより少し移動するだけみたいな感じだけど。





「え!?何で私が怒んの?」





突然のことに驚くと、私のリアクションから怒ってないとわかったのか桐生くんはホッとしたように胸をなでおろした。





「いや、だってさ。俺が遅くまで双葉の家にいると怒るじゃん。早く帰れって」