隣の家の桐生くん。

なんて嬉しそうな顔をするんだ。私と話す時より楽しそうと言っても過言ではない。





「今日は双葉の大好きなオムライス作ったのよ?それでもいいかしら」





「うわあああああ!大好きなとか要らないから!」





オムライスって幼いイメージあるし……数少なかった話し相手にオムライスが好きだと言ったら子供っぽいねと笑われた思い出が蘇る。





「ただお母さんが沢山作ってるだけでしょ!?私は出されたものを食べてるだけだから!」





恥ずかしくてチラッと桐生くんを見る。どんな顔をしているのかと思えば、いつもの笑顔だった。





「俺もオムライス好きだぜ?同じだな」