隣の家の桐生くん。

……って何私喜んでるんだろう。いや、これは喜んでない。変わり者がいるから気になってしまうだけだ……うん。





「……ほら、もう6時なんだけど……」





「いや、家隣だし双葉の家なら多分無断で泊まっても怒られないと思うよ」





「と、泊まっ……!」





何を言っているんだと睨みつけると、桐生くんはまたすました顔で笑う。





「なんて冗談だけどな。家くらいちゃんと帰るって。でももう少しだけいるくらい良いでしょ」





ダメって言え、帰ってって言え私……!