隣の家の桐生くん。

「そういう意味じゃないから……」





桐生くんがじわじわと順位を上げてきていることくらい知っている。そんなのは知っている。





そういうところ、きっとモテる原因なのかな……





「あれ、アイス食べないの?食べないなら俺貰っちゃうけど」





その味に気を気に入ったのか桐生くんの手がアイスに向かって伸びてきた。





ハッとしてその手をペシッと叩いてアイスを遠ざけた。





「あげないし。ウチのだから」