隣の家の桐生くん。

花火なんかのどこがいいの?という顔をしていたのか桐生くんは楽しそうに話し出した。





「夏の一大イベントと言ったら花火でしょ?線香花火とかそんなのとは違う、ケタ違いの大きいものが見れるじゃん!」





「……理由が子供……」





私は静かな方が好きだしどっちかと言うと線香花火の方が好きかもしれない。





毎年やるわけではないが、よく花火をしようと桐生くんに誘われることを思い出す。





「とにかく!その日は絶対予定あけとけよ?」





「……予定が埋まりそうなのはあんたの方じゃないの……?」