隣の家の桐生くん。

あっそ、と呟いて顔を逸らした。





私を最優先にしなくたって、別にいいのに……





「ここなら、ダメでもないけど……」





シャーペンをくるくると回しながらそっけない態度で言う。





そんな態度で言われいるにも関わらず桐生くんは顔をパッと明るくさせた。





「ホントに?やば、結構嬉しいかも!」





かもって何だよ、と思いつつもここは口にはしなかった。