隣の家の桐生くん。

「んー、まあ……これは断られるかなって思ってたから、じゃあ次ね」





は?と無意識に言葉を発してしまった。





まだあるのかとしょうがなく待っていると、また今度は違うチラシを取り出した。





「……花火大会……か」





昔の人が書くような毛筆で「花火大会」と書かれていた。





しかもこれは毎年行っているここらではそれなりに人気のある花火大会だった。





私が行ったのは親に無理やり連れて行かされた小6が最後くらいだろう。