隣の家の桐生くん。

掃除の時間で、私はゴミを捨てに来ただけなのに……何で今抱きしめられているんだろう。





確かにさっきの会話は聞いた。





でも、何であの流れから私を抱きしめることになるの……?





「双葉が嫌がらせ受けてるって……体育倉庫のときに気づけばよかった」





「別に良いって。私だって隠してたんだから、あの時は知られてない方が良かった」





それより放して、と言うとやっと桐生くんは私を放してくれた。





「……桐生くんが思いつめなくていいから。私はこれでも平気」