隣の家の桐生くん。

またそんなことを言う。何で楽しいのかがわからないのに……





バクバクと心臓がいろんな意味で高鳴っていた。





どんなことを言われるのだろうと聞き耳を立てていると、また声が聞こえる。





「あんな女といて何が楽しいのかわからない!生意気だし、顔だってあいつより可愛い子たくさんいるじゃん!」





それは確かに同感だ。私なんか全てが普通で少しだけ勉強が得意なだけだ。その疑問はかなり前から私も同じだったが今まで聞けずにいたことだ。





「んー、なんかペースがいいっていうか……何ていうんだろう、とにかく一緒にいて楽しいとしか言いようがないんだよ」





「また……そんなこと……」