「うっ…」 「佑香?!」 「は、離れて」 龍斗が離れた瞬間私は白銀の百合を吐いた。 白銀の百合?! 「両想いになれたら白銀の百合を吐いて花吐き病が治る…」 「佑香!」 「私、治ったの?もう花を吐かなくてもいいの?」 「佑香!」 美咲もドアを豪快に開けてこちらへ来た。 「よかったね。佑香」 「ありがとう。美咲!ありがとう。龍斗!」