「聞いてくれるかい?ずっと好きだった北の国の姫と結婚する事になったんだ。姫も僕を好きと言ってくれたんだ」


その時の笑顔は愛しい人を思っての笑顔だと気づいた

私は憎んだ。そのお姫様を憎んだ。
もっともっと早く出会っていたらきっと私の事をと