「…ん。」 布由くんの匂いがした。 腕をつかんで、引き寄せられたから…。 この香りに 悲しさを思い出す。 「あ、ごめんねっ…!! じゃあ わたし行くから」 水族館から目が合わせられない。 それは布由くんも同じみたいで 「……じゃーな」