「さあな」 首をかしげる隼人の顔は まわりが暗くてあまりわからない。 「なんかあるでしょ?」 「だからないって」 「誤魔化した!」 「だから…」 「いいなよ」 「………じゃあ言うよ」 隼人の声が 胸に響く。 小さい魚やエイ、鮫たちに囲まれながら 隼人は重たい口をひらいた