「なんで本田がここにいるわけ?家隣町じゃなかった?」

私が不思議そうに問いかけてると、


「山辺(やまべ)…お前、なんか忘れてないか?」

本田が呆れ顔で言うため、私は何か約束でもしてたのかと聞き返すと、


「違ーよ。」

「え、じゃあ何?まさかストーカー?」

咄嗟に手でガードをつくると、馬鹿か。と頭を叩かれた。