真冬のナガレボシ

「見た目もだけど、中身も雪花ブスだよね」

私はあざ笑うように笑った

「いい加減ブチギレるよ?」

こっちはもぉきれてんだけど、

その時、望兄が来た

「あ、望兄彼女出来た?」

「はぁ?何言ってんの」

ちょっと切れ気味

「いやさ、雪花が望兄に告られたって言ってるんだよね」

「何言ってんだよ、俺そいつ大嫌いって知ってんじゃん」

「だって、雪花どーゆう事」

「望は照れて言えないだけだよ」

まだ言うか、

「雪花?いつまで嘘つくの?そんなんだから望兄に嫌われるんだよ」

「はぁ?嘘じゃないし!」

「なら、変な妄想やめなよ他の人が望兄が迷惑するでしょ!」

イライラする

「ちょっと変わって」

「う、うん」

私は、望兄にケータイを渡した

「あのさ、雪花ちゃん?」

「もしもし?望?まだ亜希羅に言ってなかったの?付き合ってるって」