真冬のナガレボシ

「ごめんごめん!嫌うも何も愛蘭だいすきだよ」

愛蘭は満面の笑みで抱きついてきた

「亜希羅もぉ大好きずっと友達だよ!親友だよ!」

「愛蘭、親友じゃないよ」

愛蘭はショックそうな顔をした

「え、」

私は満面の笑みで

「大親友だよ!」

「うん!あ、望もね!」

「お、おう!」

望兄は照れながら言った

「ほら、帰るぞ愛蘭送ってく」

「あ!私も送ってく!」

二人で愛蘭を送って行った後私達二人も家に帰る

「あ!望兄買い物するの忘れた!」

「あ、行くか、」

買い物を終えると家に帰ってご飯を作って食べてお風呂入ってきて寝ようとしてると電話がかかって来た、

雪花から電話だ、

「もしもし、」

「もしもし?私の望に手を出さないでくれる?」

「何を言ってるの?」

切れながら言った

手を出すもお兄ちゃんなんだけど

「望はわたしのモノだから望に近づかないで」

「それはこっちのセリフ」

向こうがはぁ?とキレてきた

「私の大事な大事なお兄ちゃんに手を出さないでくれる?それに付き合ってもないのにそんなこと言わないで、どーへ振られてるんだから」

「違うよ、告白されたの望に」

頭の中で何かが切れた

「そんな嘘に私が引っかかると思ったの!?あんたみたいなブスに告るわけ無いじゃん!ちゃんと鏡見ろよブス!!!!」

「あんたに言われたくないんだよ!あんたもブスだろうが!」

「雪花よりは可愛いと思うけど?」

「それはないわ」

笑いながら雪花は言った

「だって、私は告られてばっかり」