真冬のナガレボシ

「おう!」

教室にいった、

「おはよ!」

′′おはよー′′

私はクラスメイトに嫌われてはないが好かれてもない、好かれようとも思わない
だって、好かれても周りがうるさいだけであって私にとって迷惑な存在になるだけだと思うから、

「亜希羅聞いてよ!」

雪花が急に大声で話しかけてきた、

うるさいな、静かにしてよ

「な、何?」

「私、告白されたの!」

「そぉなんだ、良かったね」

そんなことできたのかよ…もぉちょっとましな事にしてよ

「何その反応!親友だったらもっと喜んでくれてもいいじゃん!」

勝手に親友とか言ってんじゃねーよ!!
親友でも何でもねんだよ!

「私、雪花を親友と思ったことないんだけど…」

大袈裟に、大声で、

「ひどーい!!ずっと親友と思ってたのに!」

「親友とかそんな簡単に言えることじゃないんだよ」

私、ほんとにこんな人嫌い

「それに、私ぶりっ子すっごく嫌いなの」

「ぶりっ子じゃないよぉー」

キーンコーンカーンコーン