隠れた君の素顔


「冗談でもそんなこと言われたくない。」

西野は、私を自分の上から降ろして 立ち上がった。

「俺はもう行くから。」

新しいマスクをスラックスのポケットから取り出し、装着した西野は そのまま何処かへ行ってしまった。

本当のことなのに……西野の顔は綺麗。

でも、嫌なことを言ってしまったのなら……やっぱり謝らないといけない。