隠れた君の素顔


……‼︎
床に叩きつけられるように落ちた。

思っていたよりも痛くなくて、私は目を開けた。

「……大丈夫か⁇」

「うん、ごめん……西野は⁉︎」

西野に抱きしめられるような体勢になっていて、私は西野との顔の距離の近さに驚いた。

「大丈夫、何もない。
立野さんが無事で良かった。

……もし、立野さんが怪我でもしてたら……俺 きっと周りの奴らに殺されてる。」

ニコッーと笑う西野。

何で、西野が笑っているのか分かったか⁇って……だって、マスクは取れてなくても、前髪が上がってるから。

目元が細くなって、目尻が下がったから。