隠れた君の素顔


西野が委員会に来たのは 委員会が始まってから、10〜15分後。

「……さーせん。」

「早く席について下さい。」

西野は空席……私の隣に座った。

「来るの遅い。」

「……うっせー、迷惑だろ。」

……遅れて来たくせに、文句言ってくんの⁇
可笑しいでしょ。

「あ、悪りぃ……ペン貸して。
忘れてきた。」

西野が前に集中して、話を聞いていた私の腕をツンツンしてきた。

「嫌。遅れて来たくせに反省もしてないようなやつに貸す義務はない。」

「……ケチ。」

いや、なんでお前にケチって言われないといけないのさ。

訳わかんない。

「勝手に筆箱から取ればいいでしょ。」

「……お前の筆箱、汚そう……触りたくない。」

……はあああぁぁ⁉︎今分かんない、って‼︎

「使わなかったらいいんでしょうが‼︎」

ついつい、普通の声のトーンで喋ってしまった私に色々な人からの視線が刺さる。

「……すみません。」