隠れた君の素顔


「西野来るまで、ゆっくりしていていいよ。」

説明も終わったらしく、先生がそう言った。

一気に騒がしくなる教室。

2〜3分してから、教室のドアが開いた。

やっぱり入ってきたのは西野。

「西野、お前何してた⁇」

先生の声に対して、すごい小声で話をしている。

「とりあえず、全員を待たせてるんだから すみません……くらいは言うべきじゃないか⁇」

先生にそう言われ、頭を下げた西野。

声……全く聞こえなかったんだけど。