それにしても、火で何するんだろう。
髪の毛を燃やす?ガス爆発?殺したりしない…よね…
「はー、ヤバイことになったね…。」
「そう、だね。どうするんだろう。もし、もし、相澤さんが死んだりしたら…」
「大丈夫、だよ。かなとみつは、そんなヘマはしないよ。」
「だと良いんだけど…」
「ねぇ、ゆん、」
「どうしたの?」
やっぱり、こういうのって、
「間違ってると思う。」
「なんで?」
「最初はさ、イタズラだったじゃん。なのにさ…」
「じゃあ、みつたちに言ってみなよ。何かあったら、あたしがなんとかしてあげるし。」
「いいの?」
「うん、大丈夫…だよ。」
妙に様子が違ったゆんに、気付くことができなかった。


