「俺と付き合ってみて、それでも、郷 司って言う奴のこと諦めきれなかったら、 その時は、フッてもいいから」 「・・・わかった。いいよ、付き合お う」 「本当?まじで?!」 「うん」 「じゃぁ、これからもよろしく」 「うん、よろしく」 涼平はまたブランコに乗って、ブランコ をこぎ始めた。 これから、涼平があたしの彼氏なんだ ね? 郷司のこと、諦められるように頑張るか ら。 だから、その時が来るまで、辛抱強く 待っててほしい。