男な女と女な男

「素直にならんと後悔するかもしらんで?」

「…なんだよ。分かったような言い方して。」

樹里は不満そうに拓也を見た。

「俺は樹里の全部分かってるからなぁ♪」

そう言い拓也が後ろから樹里をギュッと抱きしめた。


ガタッ―…!!


その瞬間勢いよく椅子から立つ音が聞こえ,音の鳴った方へ目をやると輝が立って樹里達を見ていた。

教室に居たみんなが輝に注目する。

さすがの樹里と拓也もびっくりした。

瑠実なんて,ヤバいとわかっていながらも心の中がとてつもなく焦っていて,どうする事もできないでいた。

「あ…輝?どうしたんだよ。」

びっくりし,思わず普通に話かける樹里。