真夜中の訪問者







「でも、もとから存在する世界ですよ?俺たち【死神】がいて…。」







亜璃子さんはため息をつく。





『けど、存在してはならない。そして、棗くんの行動が、今の現実を変えてるの。棗くんが意図していなくても…』