『この頃の棗は気が抜けてる。ぼーっとし過ぎだ。彼方亜理紗の監視はどうしてる。』 「はい。しております。」 今日は月に一回の報告日。 口煩い所長に近況報告だ。 『棗。相楽の血筋を担当させたのは、お前が優秀だったからだ。』