『……亜理紗……』 呼びかけられ、起きると、白い靄て覆われていた。 「誰?」 『必ず生き延びるの。絶対。そして、現実の世界でみんなで暮らそう。』 「でも、貴女は夢の世界では死んだことになっているのに…。なんで、現実の世界で生きれているの?お母さん?」 『死神、いや、所長との交換条件。もう、時間だわ。』