そういわれ、調子が狂ってしまった。 今までの、上から目線はどこに言ったんだ? と思ったけど、ここはぐっとこらえて… 「彼方亜理紗です。あなたはなぜ、私の家へ来られたのでしょう?用がございませんなら、お帰りください。」 すると、『棗』は言い返す。 『何の用事かは、言えませんが、明日の朝まで、一晩泊めていただけないでしょうか?』