学校を出た覚えがない。 家に帰った記憶がない。 気が付いたらいつも、家か学校にいる状況。 さすがに気になったから新那ちゃんに聞いてみた。 「新那ちゃん。記憶が抜けてるのは危険なのかなぁ?」 『多分、疲れてるだけだよ。』 そんな風に返してくれる。 でも、私は死んだように眠る日が続いている…