「あの時のお礼してやるから ご飯いかね?」


「あの時のお礼?なんのこと?

ご飯済んだから 他あたってー。」

こいつ!俺のことも忘れてやがる!


なにが好印象だよ!俺。


それでもこいつが酔いつぶれた時には


「笹木とは喧嘩したいわけじゃないんだけどさ。

私なんかにつきあってくれて感謝してるよ。」


そんな本音を聞ける。


気づけばどんどん好きになっていて。