ピカ、ピカ


カーテンが揺れる度に私の顔には光が差し当たる…


眩しい…というかなぜカーテンが揺れるの??


私はうっすらと目を開けて、周りを見渡す


窓には亮がカーテンをいじって私に光を当てようとしていた



この悪戯好きのオカルトオタクめ…



「なにしてるの??」


私は遊んでいる亮に話しかけた…


「見てわからない??」


わかってるよ…確認のため、にね??




「うわ!?何その不気味な笑みは??」


私は冷ややかな笑みを亮に向けていた


「亮くん??呪いが完了する前に死にたい??」


顔色ひとつ変えずに私は亮にそう尋ねた


亮はひきつった顔で


「すいませんでした」



と謝った


謝るならやらなければいいのに…


私はとことん呆れた…