「おい!?一体どうしたんだ!?」 田辺がふたりに問いかける 「わからない…急に誰かに襲われて…気がつくとトンネルの入り口がふさがれていた」 悔しそうな声で亮がつぶやく… 「つまり、俺たちは閉じ込められたのか…」 多分…もう片方の出口の方へ行っても無駄だろう… 誰かの手によってふさがれているに違いない… しかたないので私たちはその場に座りこんだ…