「そんなの…やだぁ…」



変なの…。
考えただけで涙出てきた。

だって、やだもん…



いっちゃんは怖い時もあるけど
いっちゃんはいっぱい優しい

いっちゃんが近くにいてくれないと、あたしなにもできないし



ずっと、あたしだけのいっちゃんがいいのに



ふ…うぅ…っ



「わーっ、一花!泣くのはやめて!一生にそんな相手できるわけないんだから!まぁ…一花以外には……」


「へ…、なに…ぃ?」


「なんでもない、なんでもない。つまり一花は、やっぱり一生が好きなんだよね?」


「だからさっきからそう言ってるよぉ。なんなのぉ〜?」



あたしはいっちゃんと一緒にいたいんだから、嫌いなわけないよ……



「そうじゃなくて!だから一花は、一生に抱きしめられても、キスされても平気ってことでしょ!」



へっ…、キ……