「ダイヤ…!?」


ダイヤは何も言わない。


抱きしめたまま、頭を撫でてくる。



びっくりしたけど、嫌な感じは全然なかった。



あったかくて、いい匂いで、優しくて……。



何より、なぜだかすごく落ち着く。



なんでだろう………。



「……う…」



ダイヤが苦しそうな声を上げる。



「どうしたの!?」


ダイヤをまた横にならせた。



「わり、ちょっと寝ていいか…?」


「うん、ゆっくり休んで!」



ダイヤはまた目を閉じた。


少し経って、ダイヤは眠ったみたい。