「……ダイヤ!?」



ダイヤが床にうつ伏せで倒れている。


辺りには羽根が散らばっていた。



「ダイヤ!大丈夫!?」


肩を揺すると、ダイヤは目を開けた。



「…真珠?」


苦しそうに話す。


息が荒い。



よく見ると、身体中傷だらけだ。



「ダイヤ、立てる?」


ダイヤが立つのを手伝って、ゆっくりベッドに寝かせた。


今にも死んでしまいそうだ。



「ダイヤ…」


ダイヤの手をぎゅっと握った。


反応はない。



ダイヤはまた目を閉じている。



「死んじゃやだあ………っ」



涙が落ちる。


止まらない。



ダイヤが死んじゃうなんて、やだ………!