ゴーカートの列はそんなに長くなくて、10分くらいで私たちの番になった。
「真珠ちゃん運転する?」
「はい!…あ、一緒に乗るってことですか!?」
「別の方がいい?」
「いやっ!ぜひ一緒に!!」
ゴーカートに一緒に乗るんだと思うと急にドキドキしてきた。
ゴーカートって結構くっついて乗るよね!?
曲がるときに身体が当たっちゃったりして……!
「こんにちはー!ではこちらの青いマシンにどうぞ!」
係員のお兄さんに言われて、青いマシンに二人で乗る。
ハンドルを握る。
あんまり下手くそな運転して白金先輩にドン引きされないようにしなきゃ……。
「いってらっしゃい!」
係員のお兄さんが元気よく声をかけてくれる。
なんとなく顔を上げて係員のお兄さんの顔を見る。
「…真珠ちゃん?」
私は白銀先輩に声をかけられるまで、固まっていた。
そこに立っていたのは、係員の格好をしたダイヤだったのだから。
「真珠ちゃん運転する?」
「はい!…あ、一緒に乗るってことですか!?」
「別の方がいい?」
「いやっ!ぜひ一緒に!!」
ゴーカートに一緒に乗るんだと思うと急にドキドキしてきた。
ゴーカートって結構くっついて乗るよね!?
曲がるときに身体が当たっちゃったりして……!
「こんにちはー!ではこちらの青いマシンにどうぞ!」
係員のお兄さんに言われて、青いマシンに二人で乗る。
ハンドルを握る。
あんまり下手くそな運転して白金先輩にドン引きされないようにしなきゃ……。
「いってらっしゃい!」
係員のお兄さんが元気よく声をかけてくれる。
なんとなく顔を上げて係員のお兄さんの顔を見る。
「…真珠ちゃん?」
私は白銀先輩に声をかけられるまで、固まっていた。
そこに立っていたのは、係員の格好をしたダイヤだったのだから。

