きれいにできたカップケーキ二つを選んでそれぞれ袋に入れ、ラッピングした。



…うん、よくできた!



明日白金先輩に渡すんだ…!!




「…ダイヤ」

「なんだよ」

「明日は邪魔…しないでね?」


じーっとにらむようにダイヤを見つめる。


すると、ダイヤはやっぱりニヤリと笑った。



「さあな」


「いじわる!」



絶対に明日は邪魔させない!



邪魔される前に、白金先輩に渡すんだ!!