「初めまして、黒川茜(クロカワアカネ)です。2年生です」
「白金純です。俺も2年生だよ」
「ほんと?じゃあクラス一緒かもね」
……モヤモヤする。
この黒川さんは、白金先輩と同級生なのか。
まさか白金先輩を狙って…
いやいやいや、会ったばっかりでそれはない!
傘で顔が隠れてあんまり見てなかったけど、よく見ると、すごい美人。
明るい栗色のサラサラなロングヘア。
色白で、手足が長い。
「白金くん、髪の色珍しいね。もしかしてハーフ?」
「ああ、お母さんイギリス人だから」
「ほんと!?私もイギリスのハーフなんだよね!初めて会った!」
「え!俺も初めて会った!」
2人が盛り上がり始めてる。
ヤバい、入れない。
二人にはイギリスのハーフという共通点があったとは………!
純日本人の私には入るきっかけがない。
「なんだ、捨てられたか?」
いつの間にか隣にいたダイヤが、耳元で囁く。
イラッ!
「うるさいっての!」
思わず大きな声が出る。
………はっ、しまった。
恐る恐る隣を見ると、白金先輩と黒川さんがこっちを驚いた顔で見ていた。
「白金純です。俺も2年生だよ」
「ほんと?じゃあクラス一緒かもね」
……モヤモヤする。
この黒川さんは、白金先輩と同級生なのか。
まさか白金先輩を狙って…
いやいやいや、会ったばっかりでそれはない!
傘で顔が隠れてあんまり見てなかったけど、よく見ると、すごい美人。
明るい栗色のサラサラなロングヘア。
色白で、手足が長い。
「白金くん、髪の色珍しいね。もしかしてハーフ?」
「ああ、お母さんイギリス人だから」
「ほんと!?私もイギリスのハーフなんだよね!初めて会った!」
「え!俺も初めて会った!」
2人が盛り上がり始めてる。
ヤバい、入れない。
二人にはイギリスのハーフという共通点があったとは………!
純日本人の私には入るきっかけがない。
「なんだ、捨てられたか?」
いつの間にか隣にいたダイヤが、耳元で囁く。
イラッ!
「うるさいっての!」
思わず大きな声が出る。
………はっ、しまった。
恐る恐る隣を見ると、白金先輩と黒川さんがこっちを驚いた顔で見ていた。

