この河川敷に来たのは初めてではないけど、 こんなに長くこの場所にいたことは無い。 何もないのは知っていったし、いつも帰るための道でしかなかった でもこうしてみると、風は気持ちいし ここから見える広い景色は悪くない。 (この河川敷、好きになったかも) そんな事を考えていると、ぼそっと佐々木さんの声が聞こえた。 「あむちゃんはまだ高校生だっけ・・・??」