「まず、僕たちがいるのは2階だよね。」

「まぁそうだね。探索し始めて1時間経っているし。役に立つものはこれしかなかった。」

あたしは手に持っているものを出した。

銃にバール、ペンダント、307房の鍵、地下室の鍵。


「僕はこれだけ。」

音也くんも持っているものを出した。

包丁に203、204房の鍵に赤いパズル(1ピースのみ)と死刑室の鍵だった、


「お姉さん、物騒なもの持ってるね。」


「しょうがないでしょ。役に立つかもしれないから持ってきたのよ。それにしてもそんなに鍵がたくさんあったんだね。」


「まぁね、とりあえず203房室から探索しよう。」