「森の奥にある廃虚と化した刑務所?
あっ、これ知ってるっす。最近噂になった。」


この刑務所は50年前一人の囚人が何人もの囚人と看守を斧でめった刺しに殺しそして自分の牢屋で自ら首を吊り命を絶ったという。
噂では呪われているだとか。


「そう、みんなも知っての通りこの刑務所は呪われていて誰も近寄らないらしい。今回は2人行ってもらう。」

なぜ2人?聞かないけど。

「今回は相良と高岳が調査をしてくれ。」


へ?

ちょっと待って…

「何であたしなんですか⁉︎もっと他にいるじゃないですか‼︎井上先輩とか神室さんとか!」

「お前、前もそんなこと言って調査をサボったじゃないか。」

グサっ‼︎

最早何も言えない…

「じゃあ相良、高岳、頼んだぞ。」

部長はあたしに地図を渡してあたしと高丘君は噂となっていた森の奥深くにある廃墟と化した刑務所の調査を行うことになった。