少年は勢いよく振り下ろされたウィルの剣をいとも簡単に跳ね返した。
跳ね返された剣は宙をクルクルと回り、遠くの方で地面に刺さった。
少年はゆっくりとウィルに近づき剣をウィルの喉元へと向けた。
「ね?勝ったでしょ?」
フッと笑った少年。
「あ、貴方の名前は……?」
ウィルは途切れ途切れに聞いた。
また少年は笑って、被っていたフードに手を掛け……
「僕………私は今日から王子の専属騎士に配属されました、レイナです。」
フードから露になった少年は
太陽に照らされ輝く青く青く海のように青い髪の少女だった……。


