「これはこれは失礼しました。王子様。 実は僕少々そこの側近の人に用がありましてね。」 ハハッと笑う怪しい男。 「ほう……。僕に何の用ですか?」 ウィルは少し男を睨みながら質問した。 それにしてもこの男……子供か? 大人にしては小さ過ぎる。 「まぁまぁ。そう睨まないで下さいよ。 僕は貴方と戦いたい……それだけです。」