「ルイ王子、今日は新しい専属騎士が……」




「ああ。分かっている。」






新しい専属騎士か……。



一体どんな奴なんだ。





側近のウィルがいれた紅茶を飲んでいると






バンッ!




いきなりフードを被った男が入ってきた。




「貴方この城の使いの者では無かろう。

ここは王子の部屋です。

一刻も早く立ち去りなさい。」




素早くウィルが対応する。



「フッ……。」




「何が可笑しい。

お前は何者だ。俺に何の用だ。」